はじめに
最近トレンドの内容を記事にまとめるという発信しか出来ていなくて申し訳ないです。しかし本来はこういった、精神的な部分に関する記事をより多く取り上げるつもりでした・・・。
今回は少し話題になっている強迫性障害について書かせてください。調べていると自分ももしかしたら・・・ってなる部分が少しあったので・・・。
佐藤二朗さんが報道にて告白
幼少期から強迫性障害に悩ませられていた
佐藤二朗さんは、自身の強迫性障害について公に話しており、この病気との長い闘いについて語っています。彼は幼少期からこの病気に悩まされ、成人後もその影響を受け続けていることを明かしました。
強迫性障害を抱える主人公が人生を乗り越えていく映画『memo』
佐藤さんは、自分の経験を基に、強迫性障害を抱える主人公が人生を乗り越えていく映画『memo』を製作しました。この作品を通じて、苦しみながらも生きる価値があること、そして「闘わずに助けを求めること」が大切だというメッセージを伝えたいと述べています。
「生きる力」の重要性
佐藤さんは、苦しい時期を経ても「生きる力」の重要性を認識し、その経験を自らの強みとして受け入れるまでに至りました。彼は、強迫性障害を含めた自分自身を受け入れ、その病気と共に生きていくことを選択しました。この決断により、彼は「病を含めた自分」を公にし、多くの人々に勇気と希望を与えています。
まとめ
佐藤二朗さんの告白は、強迫性障害に対する理解を深めるとともに、精神的な課題に直面している人々に対する支援の重要性を浮き彫りにしました。彼の物語は、自らの弱さや苦しみを乗り越え、それを他者の助けとなる強みに変えることの可能性を示しています。
そもそも強迫性障害ってなにさ?
強迫性障害(OCD:旧名 強迫神経症)
強迫性障害(OCD)は、不合理な行為や思考を自分の意に反して反復してしまう精神障害の一種です。1994年以前は強迫神経症と呼ばれていました。
この障害は、同じ行為を繰り返し行う「強迫行為」と、同じ思考を繰り返す「強迫観念」によって特徴づけられます。
多くの場合、患者はこの行為に日あたり1時間以上を費やし、WHOは生活上の機能障害を引き起こす10大疾患の一つに挙げています。
治療方法は主に薬物療法と精神療法
治療方法には、主に薬物療法と精神療法があります。薬物療法では、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)などが用いられ、これらはセロトニンの働きを増強することで抗うつ作用を示します。
また、精神療法には認知行動療法があり、自身の考えと現実の歪みを修正することで、強迫性障害の改善に効果が期待できます。
年間の患者数は全世界で約1.2%
強迫性障害の経過としては、年間の患者数は全世界で約1.2%ほどであり、人口の約2.3%が人生のある時点で強迫性障害を経験します。
35歳以降での発症は少なく、患者の半数は20歳以下で発症しています。男女ともに発症する可能性はほぼ等しく、治療を受けなければ、その症状は数十年続くこともあります。
ただし、適切な治療によって症状が消失することもあります。
まとめ
強迫性障害における治療のほとんどは外来通院で受けることができ、入院治療は重度の場合に限られます。
強迫性障害は主に問診と日常生活の状況聴取により診断され、治療は抗うつ薬を中心とした薬物療法と心理療法を併用して行われることが一般的です。
参考…wikipedia
強迫性障害は母親が原因?
そういった事例もあるということだけ
強迫性障害の原因として「母親が原因」という見解は、一部のケースでその家庭環境や育成態度が影響している可能性が指摘されていますが、一概にすべてのケースで母親の影響だけが原因とは限りません。
強迫性障害は多面的な要因が絡み合って発症するとされており、その中には遺伝的要因、個人の性格特性、ストレスやトラウマなどの環境的要因が含まれます。
家族関係が治療においてポジティブな効果をもたらすこともある
例えば、母親との関係がストレスの原因となり、それが引き金となって強迫性障害が発症するケースもありますが、治療にあたっては母親自身がカウンセリングを受けることで、子どもの症状が改善する事例もあります。このように家族関係が治療においてポジティブな効果をもたらすこともあるため、家族全体での対応が重要であると言えます。
専門の医療機関で適切な診断と治療を受けることが大切
また、強迫性障害に関する自助方法や治療については、薬物療法や認知行動療法などが効果的とされています。特に認知行動療法では、不安を引き起こす強迫観念に対して直面することで、徐々に不安を軽減させるアプローチが取られます。治療は個々の状態に合わせて行われるため、専門の医療機関で適切な診断と治療を受けることが大切です。
「親のせい」と言えるケースがもあるが・・・
強迫性障害が「親のせい」と一言で言い切れない複雑な背景があることを理解し、個々の状況に応じた適切なサポートと治療が必要です。
調べてみると母親が原因といったケースもあったので、少し深堀りしてみましたが、一概に言えることではなく、ケースバイケースの問題でした。
しかし、母親が強迫性障害を抱えていると遺伝の関係でなりやすい、みたいなのは実際にあるみたいですね。遺伝の関係性もまとめようとおもったんですけど、専門用語が多くなりすぎて、Aを説明するのにBとCが必要で、BとCにもDとEの専門用語が出てって感じになりそうだったので、この場では控えさせていただきます。
強迫性障害の実例と概要
強迫性障害に関する実例と体験談には、さまざまな形があります。
手の汚れが気になる
例えば、徳子さん(24歳、会社員)のケースでは、手の汚れが気になって1時間以上手を洗ってしまう状態から、家族の支援とカウンセリングの助けを借りて、徐々に洗う時間を短縮していくことができました。このプロセスでは、「自分のペースでいい」という理解と受け入れが重要であることが示されています。
引用…淀屋橋心理治療センター
強迫性障害を克服した人の体験談
また、強迫性障害を克服した人の体験談には、不安や恐怖を完全になくそうとする努力ではなく、それらの感情を自然なものとして受け入れ、日常生活に支障を来たすほどの不安を和らげるために自らの努力と周囲の支援を求めた例があります。このような症状に悩む人々に共通するのは、完璧であることへの欲求が強く、それがかえって不安や恐怖を意識させる原因になってしまうことがあります。
参考…生活の発見会
治療方法の一つとして、曝露反応妨害法
治療方法としては、曝露反応妨害法が効果的であり、不安を感じる状況にあえて自分をさらすことで、その不安に対処するための強迫行為を行わないようにすることが推奨されています。この方法は、不安の程度を下げることができ、徐々に改善につながります。
参考…おおかみこころクリニック
治療をやめない、焦らない、自分を知る事が大切
強迫性障害の治療においては、治療を途中でやめないこと、早く治そうと焦らないこと、自分の個性を知ること、強迫観念が出てもそれに気を取られないようにすること、そして周囲の協力を得ることが大切です。これらのコツを実践することで、症状の改善が期待できます。
強迫性障害は頭がいいひとがなる?
これに関しては、直接的な根拠は見つかりませんでしたね。
「強迫性障害は頭がいい人に多い」という考え方には、医学的根拠はありません。ただし、強迫性障害の人に見られる几帳面や完璧主義といった特徴が、誤って「頭がいい」と解釈されることがあるようです。
強迫性障害には明確な発症原因は判明していないものの、脳の神経の異常が影響していると考えられています。
あとは著名人にもそういうケースが見られたことから、このように関連ワードとして上がってきてしまっているのかな・・・と思います。
まとめ
私もこれらのニュースや関連記事を見た時、自分もこの時期だと、火事を気にして、火の元や電気系統のオフがしっかりされているかをかなり執拗に確認してしまったりします。
外出している時に、火事のニュース等を見たりすると、執拗に確認したはずなのに、家に帰りたくなったりもしますね。そうなると遊ぶために外出してたりすると、一気に面白くなくなるんですよね。
多分これが悪化すると、そもそも不安で家から出れなかったり、1時間以上も確認に時間かけちゃったりするんでしょうね・・・。
僕は幼い頃に死んだらどうなるか?といったどうしようもないことで、悩んでいた時期がありました。最近知ったんですけど、無限恐怖症っていうらしいですね。
幸いにも中学に上がってからは、徐々に気にしなくなって、今でも少し思うことがあったりしますけど、そんな意識しないようにすることが出来ました。
今まで仕事とかで、かなり精神的に参ってしまう時とかもありましたけど、結果的に働けなくなったり、それが原因で仕事を辞めたとかは無かったので、多分精神的な問題は現状抱えてないって思ってますね。
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