1. 事故物件のリスクとは?
1.1 法的な問題と裁判例
事故物件は、法的な問題を引き起こす可能性があります。
賃貸契約時に事故物件の過去が告知されなかった場合、後に発覚した際に裁判沙汰になるケースがあります。
具体例: 過去には、事故物件での自殺が原因で賠償請求が行われた事例があります。だから、事故物件はやめたほうがいいと言われる理由の一つです。
1.2 実際に住んだ人の体験談
実際に事故物件に住んだ人の中には、ネガティブな体験をした人もいます。
一部の入居者は、物件の過去に心理的な影響を受け、不快感や恐怖を感じることがあります。
具体例: SNSで共有された体験談には、夜中に奇妙な音がするなどの報告があります。このようなリスクを避けるためにも、事故物件は避けたほうが良いです。
正直な話、これに関しては事故物件に限らずのお話なので、なんとも言えない部分がありますね。
1.3 住民間のトラブルと治安の問題
事故物件は、住民間のトラブルや治安の問題を引き起こすことがあります。
事故物件に住むことで、他の住民との間に不和が生じたり、物件自体の評判が下がり治安に影響を及ぼす可能性があります。
具体例: 安価な家賃のために入居者の質が低下し、トラブルが頻発する事例があります。したがって、安全で快適な住環境を求めるなら、事故物件は避けるべきです。
2. 事故物件のメリット
2.1 家賃の安さ
事故物件の最大のメリットは、家賃の安さにあります。事故物件は需要が低いため、通常の物件よりも家賃が安く設定されることが多いです。
事故があった物件では、家賃が20~30%安くなることが一般的です。しかし、安さだけで物件を選ぶと後悔する可能性があるため、慎重に検討する必要があります。
2.2 入居しやすい条件
事故物件は、入居条件が緩和されていることがあります。物件所有者は入居者を確保するために、審査基準を低く設定することがあります。
審査が緩いため、入居が難しい他の物件に比べてスムーズに契約できることがあります。しかし、このような条件の物件にはそれなりのリスクが伴うため、入居前に十分な情報収集が必要です。
3. 事故物件の選び方と注意点
3.1 事故物件を避ける方法
事故物件を避けるには、事前の情報収集が重要です。正確な情報がないと、知らずに事故物件を選んでしまうリスクがあります。
不動産業者に直接確認したり、事故物件情報サイトを利用することが有効です。事故物件を避けたい場合は、積極的に情報を集めることが重要です。
3.2 心理的瑕疵物件の判別方法
心理的瑕疵物件を判別するためには、物件の歴史を理解することが必要です。物件の過去に何があったのかを知ることで、心理的な影響を避けることができます。
過去に自殺や事件があった物件は、特に注意が必要です。心理的瑕疵があるかどうかを確認することで、安心して住むことができる物件を選ぶことができます。
私の姉の体験談について
私は心霊的なものは信じてない人間なのですが、その理由としては、私自身が心霊現象に遭遇していないから、といったシンプルな理由です。
しかし、この世の中には科学で説明出来ないものってのは沢山あると思います。そのため、一概に幽霊はいない、といった発言はする気も無いですし、むしろ可能性としては多いにあるかもしれません。(否定はしないけど、結局のところ体験が無いから分からないって話しですね。)
以前、上記の様な話しを姉としたところ、姉は少し神妙な表情で、自分は信じていると言ってきました。
というのも、当時大学生時代に都内で暮らしていた時に墓地の隣にアパートがあったみたいなんですよね。(確かお寺と墓地の間だったかな・・・)
正直、なんでそんな物件選んだ?って思ったんですけど、そこで暮らしている時に、深夜になると、耳元で子ども?が騒ぐような耳鳴りが毎回発生してしまって、怖くなって朝までコンビニで時間を潰すことが多かったとのことでした。
この話聞いた時に少しゾッとしましたね・・・。知り合いとかじゃなくて、嘘つくはずが無い身内が、ちょっとした過去話で言ってるから、実際の体験談なんだろうなぁと思いました。
こんな感じで、僕が幽霊は見たこと無いからなぁ・・・と言うと、嘘をつくはずが無い人が、真剣な感じでこういった体験談を話すケースが人生でまちまちあったので、本当にいるかもしれない・・・と感じさせられる時がありました。
ちなみにもう一つは、心霊スポットのトンネルに行ったときの話しを聞かされてゾッとした記憶がありますね。それはまた今度で・・・。
3.3 告知義務と時効
事故物件に関する告知義務と時効を理解することは、適切な物件選びに不可欠です。告知義務がある期間内の事故物件は、入居者に告知される必要がありますが、時効が過ぎると告知義務がなくなります。
国土交通省のガイドラインでは、事故物件の告知義務は発生から3年間が目安とされています。告知義務と時効を考慮に入れて物件を選ぶことで、後悔しない選択が可能になります。
これ知ってましたか?瑕疵物件といえど、告知義務の目安を過ぎると不動産やってる人は大抵言ってこないみたいですよ・・・。ちなみに水戸いた時に、孤独死の影響でフローリングに手形がある物件があったの覚えてますね。
4. 事故物件に関する公的データとリソース
4.1 不動産の告知義務に関するガイドライン
国土交通省のガイドラインは、事故物件の告知義務に関して詳細な指針を提供しています。このガイドラインを参照することで、どのような場合に告知が必要かが明確になります。
4.2 事故物件特集サイト「大島てる」の活用
「大島てる」は事故物件のデータベースサイトであり、特定の物件が事故物件かどうかを調べるのに役立ちます。このサイトを利用することで、具体的な物件の背景を知ることができ、より安全な物件選びに寄与します。
これらの点を踏まえて、事故物件選びには慎重な検討が必要です。リスクを回避し、安心して生活できる住まいを選ぶために、プロの視点から得られる知識と情報を活用しましょう。
まとめ
「大島てる」で近所を見てみるってのは、良いかもしれませんね。ただ私の地域の場合、田舎なので、そもそもアパートが無く、火災による事故が多いため、大抵は火災の件が綴られています。
私が24歳の時に、引っ越しする時は安ければ事故物件でもいいなぁ、と呟いた時に、上司からよした方が良い、「大島てる」で一回周囲見てみなと言われ、確認したころ、具体的にどういうことがあったアパートなのか、が明確に記載されていて、事故物件は辞めておこうと思いなおした経緯があります。
軽い気持ちで事故物件を選ぶのはおススメしません、心理的瑕疵もそうなのですが、実際、犯罪関係だったらシンプルに危ないと思いますので、しっかりとご自分で判断された方がいいかもしれませんね。
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