はじめに
エスカレーターの乗り降りをするたびに、何か予期しない衣服の一部が、絡まったら大変なことになるなぁと考えて乗ってたりしませんか?
僕はいつもそう考えてエスカレーターの乗り降りをしています。
本件は、まさにそれが原因で、死に至ってしまった事件となります。
ちなみに本件を取り上げたのは、水戸駅は僕が7年住んでいた地域ですからね。水戸駅は腐るほど行きましたよ・・・。
だから今回の事件現場と思われるエスカレーター(昇り)を見た時に、これは●●方面だから〇番線だろうなぁ、とか言えるかと思ったんですけど、全然わからなかったです。
事件概要
水戸駅で起きたエスカレーターの事故についての情報です。事故は茨城県日立市の72歳の男性、鈴木守さんが
鈴木さんは夜9時頃に、まだ意識がある状態でエスカレーターの手すりにスーツの上着の後ろ部分が巻き込まれた状態で発見されました。
発見時は意識がありましたが、後に意識を失い、病院に運ばれた後に死亡が確認されました。
鈴木さんは昇りのエスカレーターの出口付近、駅のプラットフォームと改札エリアをつなぐ場所で発見され、エスカレーターは動いていたとのことです。
死因は窒息死
事件の流れとしては、エスカレーターを昇りきる部分(昇って降りたところ)で転倒してしまったみたいです。
その際に、上着の一部がエスカレーターに絡み取られて、主に胸部や腹部を圧迫されてしまい、窒息状態になってしまったとのことです。
駅員さんがかけつけた時には意識もありましたが、病院に運ばれた後に亡くなってしまいました。
エスカレーターに不備は無かったのか?点検や整備などは?
今回の事故では安全のための自動停止装置が作動し、エスカレーター自体は停止していたとのことです。そのため、設備的な面からは問題なかったのかな?と思われます。
緊急停止ボタンを押さなかった?論点を生んでいる部分
ちょっと分かりにくいのでリスト形式にしますね。報道ベースの内容を元に記載しますので、現場の状況が実は相違していたとかあれば、適時修正します。
- 人が倒れていると利用客から駅員さんに申告があった。
- 最初に駆け付けた駅員さんが確認したとき鈴木さんの意識はあり、エレベーターは稼働していた。
- そのままの状態で、他駅員に応援を呼びに行く。
- 数分後、戻ってきたときには、鈴木さんの意識は無くて、エレベーターは停止していた。
上記がざっくりとまとめた経緯なのですが、論点としては以下。
- 周辺に人はいなかったのか?また駅員に連絡した利用客は遠くから確認しただけだったのか?
- 緊急停止ボタンをすぐさま押下しなかったのはなぜか?
- 安全装置が作動するまでの間、ずっと衣服が巻き込まれ続けてしまった?
これらがコメント等を見ていると、論点として挙げられているようです。
参考…NHKニュース
藤巻の意見
僕の予想では、周辺に人はいたけど、助けに入った人はいなかったんじゃないかなって思ってます。しかし21時という時間で、駅の中には商業施設が多数あり、人も多いかもしれませんが、プラットホーム側は少ないイメージです。
そのため、一概にも冷たい人間ばかりだった・・・とは言えないですよね。
また鈴木さんが飲酒していたとのことで、そのせいもあって、転倒に繋がってしまったんではないかとおもってます。
緊急停止ボタンをすぐさま押さなかった理由がきになりますね。報道ベースだと、押していない報道でしたが、情報の行き違いがあり、実際はすぐさま停止させていた、とかであれば問題無いと思いますが、どう考えても、周辺の人でもいいから停止するべきですよね?
後は、転倒した本人が緊急停止ボタンを押すのって難しいと思ってます。パニックも当然ありますけど、ボタンの位置がエスカレーターによって、違うので視認出来ないと余計パニックになるはずです。
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