結局のところ小林製薬の紅麹で死亡はなぜなのか?現状の株価も解説

ニュースもあまり報道しなくなってきて、正直進展も薄い話題になってきていると藤巻は思ってます。結局のところ、なぜ小林製薬の紅麹は死亡へとつながったのか?といった部分は未だ解明できていないですよね?

結論からいうと6/12現在での情報では、死亡理由は特定出来ていないはずです。プベルル酸が原因とは言われていますが、プベルル酸の健康被害もあやふやなもので、事実としては、工場内でカビが発生し、そのせいでプベルル酸が・・・といった流れ可と思いますが、現状わかっている範囲で、情報を集めてきました。

ちなみに、藤巻はNISAを昔からやっていて、投資信託メインですが、米国ETFや国内株式も買い漁っています。その観点から、小林製薬の株価が下落した事実を踏まえて、買うべきか買わないべきか?といったお話もさせてください。

目次

小林製薬の現状わかっている紅麹サプリにおける概要

1️⃣大阪工場生産分のロットにプベルル酸を含む成分が検出されている

大阪工場内へ立ち入り検査を実施していて、壁や器具に黒い斑点がポツポツと見られたらしいです。これがカビと見られていて、紅麹に含まれていたプベルル酸を生成するカビど同等のものだったみたいです。

ちなみに発見された場所は「培養室」や「試験室」などのサプリの生成関わる重要な部屋でも検出されたとのことです。

しかし、この立ち入り検査は今年3月末に実施されていて、大阪工場自体は昨年末に閉鎖されているので、確実に閉鎖前にカビが繁殖していたかどうかは不明とのことです・・・。そのため、一応立ち入り検査の内容は事実ですが、閉鎖後に繁殖してしまった可能性もあるかもしれません。

2️⃣青カビが混入した部分は培養タンク?

製造ラインで混入したケースを突き詰めると3パターンぐらいでざっくりと混入経路があるみたいですが、藤巻も調べた結果を踏まえると培養タンクじゃないかな?って思ったので、培養タンクのお話をさせていただきますね。

米と紅麹を混ぜて培養し、その後乾燥させてペーストにする工程があり、最初の培養段階で青カビが混入してしまったと言われています。

ちなみに培養タンクは外側と温水につけて、温めるタイプだったらしいのですが、その温水が培養タンク内に混入したケースもあるそうです・・・。

なお培養は50日かけて行うため、なんらかの機会に混入して、青カビも一緒に培養されているケースもあったかもしれません。

なぜ培養タンクに温水が混入した話しが出たのか?

コレに関しては過去そういった事例があった・・・といったインシデントベースのお話みたいです。

その際は、タンクの中身は破棄して、原因とみられるタンク部品を交換して、対応したとのこと。発生時期は不明で、本インシデントが、青カビ混入に関係しているか不明と小林製薬は回答しています。

3️⃣安全性を確保する難しさ

紅麹サプリメントには膨大な成分が含まれていて、その全てを網羅するのは事実上不可能とのことです。

やはり全てを確認するには時間もかかるし、費用も膨大にかかるとのことで、どうしても限界があるみたい。

届け出を出していた、「機能性表示食品」というのも厳格なルールが整備されていないことも理由かもしれません。

4️⃣死亡原因について

死亡原因は最新情報を漁ったんですけど、不明というか、プベルル酸が原因だろうな?って感じだと思います。

実験用の動物で同等のプベルル酸を培養し、投与してみた実験結果は、腎臓の細胞を壊死させる毒性を確認出来たみたいなので、原因はプベルル酸で間違いないんじゃないかなぁ・・・?というのが藤巻の調査結果です。

株価について

結論から言うと、藤巻は小林製薬の株は取得しません。

というより、取得時期も今更感があるので、様子見しているというのが正しいです。

小林製薬株価6ヶ月チャート
小林製薬株価6ヶ月チャート

時期が横のx軸ですが、見切れてて申し訳ないです。大体暴落が3月末で、当然ですけど、その瞬間で取得している方は現状で利確しても、プラスですからね。

ただ株主優待もいい感じで(自社商品5000円分×2のはず)、1単元(100株)のみ安い時に取得するのを狙っている方も多いと思います。

今後下がるか上がるか?って言われると、正直藤巻的にはどっちにも転びそうって思ってます。4800円台で取得出来ているのであれば、後はホールドでいいと思いますが、今から取得するのなら、まだ様子見でいいと思います。

藤巻的には小林製薬は本件で終わる企業ではないと思ってますし、投資も全然有りだし、なんなら投資を行うことで、企業を応援しようというのは、良いことだと思います。

しかし、現状情報が不明瞭な部分もかなりあって、プベルル酸の腎臓へダメージを与えることもわかってきている現状、少し投資するのは怖いなって思ってます。

そのため、情報の開示や株価の推移を定期的にチェックして、購入するかどうかを決めて行きたいと思ってます。

まとめ

上記内容をまとめてわかりやすくしますね。

  • 原因はプベルル酸とは思うが断言は出来ない。毒性は実験動物でテスト済み。
  • 大阪工場に同等の青カビが検出されている。
  • 株価は情報がイマイチ出ていないので、ギャンブル性が少し高いかも

こんな感じですかね?

藤巻的に株の取得はしないと前述させていただきましたけど、ぶっちゃけ買ってもいいなとは思ってます。

私も株に関してはニワカもいいとこなので、国内株式を購入するときは、その企業を応援したいっていう気持ちも大事と思ってます。基本的には適正価格や安い価格で取得して、長期保有を目指すやり方をとっています。(というか企業を応援する気持ちがあったら短期トレードはしないですよね)

人によっては、今回の事件は許される問題ではないと言う方もいますし、小林製薬の落ち度が現状分かる範囲でかなりあると思います。

しかし、藤巻は小林製薬は応援していますし、この向かい風にも立ち向かって頑張ってほしいと思ってます。

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