和歌山市で、妻の連れ子である7歳の長女に暴力を振るい、内臓損傷を含む大けがを負わせたとして、35歳の男が逮捕されました。
逮捕された赤松達也容疑者は、長女が「言うことを聞かなかった」として暴行を行ったと供述しています。
さらに、長女は日常的に暴力を受け、罰として辛いカレーを無理やり食べさせられるなど、日常的な虐待の存在も明らかになりました。警察は引き続き、虐待の詳細について調査を進めています。
参考…Yahooニュース
家族関係について
赤松容疑者とその奥さんは約6年ほど付き合っていて、2024年の1月に籍を入れたみたいです。
奥さんには女の子と男の子二人の連れ子がいましたが、赤松容疑者と一緒に暮らし始めたのは、籍を入れてからで(正確には2024年の3月)、以前は母方の祖母へ預けられていたみたいですね。
※虐待は4月からスタートしたみたいです。
本件から思うこと
本件については非常に思うことがあり、まずは奥さんと6年もお付き合いをしていて、その子供に対して、どう接していたのだろう・・・と感じました。
また本件が発生するきっかけとしては、赤松容疑者が外出する際に、長女に一緒に行きたいと言われて、言うことを聞かなかったから複数回蹴ったとのことです。
日常的に暴力や嫌いな食べ物を無理やり食べさせられていたのにも関わらず、義理の父と一緒に外出したいという気持ちを持ってくれる子供っていうのが、記事から読み取れるため、これを読んだとき少し葛藤がわきました。
余談ですが、辛い物について
子供は辛い物が苦手という共通認識が皆さんあると思います。
これに関しては、辛い物が苦手というより、敏感なんですよね。
昔食べれなかったけど、今は余裕で食べれる、みたいな食べ物って結構ありますよね?
あれって子供のうちは味覚が鋭くて、過剰に感じている部分があり、大人になってどんどん鈍くなってきているため、『味覚が変わった』なんて表現を使っているのをよく見かけます。
辛味は味覚ではなくて痛覚に該当するみたいですが、大人からしてみれば、痛覚のほうが子供より、耐えれる感じはありますよね?(あたりまえですが・・・)
私は辛い物が大好きですが、味が好きってわけでは無いんだと思います。辛い物を食べているという感覚が好きなんだと思いますね。(のかというと自分がいける限界ギリギリの辛さが好きです。)
十二指腸へ穴が開いてしまった
基本的に暴力以外だと潰瘍が重篤化すると穴が開くケースがあるみたいです。十二指腸穿孔の死亡率は10~30%と高く危険な状態みたいですね。
今回はどの程度だったのか?病院へすぐ搬送されたのか?などが不明瞭のため、何とも言えませんが、大怪我といっても過言ではないかと思われます。
暴力を受けた長女さんは1か月の入院となったということで、命に別状がなかったのが何よりですね。後遺症も無いといいですが・・・
児童虐待について
1児童虐待の兆候を見逃さないためには?
児童虐待は、子ども自身が助けを求めることが難しいため、周囲の大人がその兆候を見逃さないことが非常に重要です。主な兆候としては、不自然な傷や同じ箇所に繰り返しできる傷、極端な栄養障害や発達の遅れ、そして子どもの無表情や過度な怯えなどが挙げられます。
保護者が子どもに無関心だったり、過度に攻撃的である場合も注意が必要です。こうしたサインに気づいたら、早急に専門機関に相談することが求められます。
2. 義父による虐待、子供を守るための法的手段とは?
児童虐待が疑われる場合、まずは児童相談所や警察に通報することが最優先です。日本では、児童福祉法や家庭裁判所による保護命令などが、子どもを虐待から守るために利用できる法的手段です。
さらに、家庭裁判所では、保護者からの一時的な隔離や保護者の権利制限を命じることもできます。法的なサポートを得ることで、被害を受けた子どもが安全な環境で過ごせるようにすることができます 。
3. 心理的な影響、被害を受けた子供の心のケアは?
虐待を受けた子どもは、自己肯定感の低下や、学業・対人関係における困難を抱えることが多いです。また、脳の成長が阻害されることで、感情のコントロールが難しくなる場合もあります。
心理的なケアには、専門家によるカウンセリングが不可欠であり、子どもが安心できる環境を提供することが大切です。家族や周囲の大人は、子どもの気持ちに寄り添い、共感を示すことで、長期的な心理的ケアを支援する必要があります 。
今回の件でヤフーニュースのコメント欄も拝見しましたが、児童虐待されている方もいたみたいで、今でも夜寝るときにフラッシュバックしてしまう・・・などがあったので、身体的にもですがメンタル的にも心配ですね。
まとめ
私自身の話になるのですが、自分は家庭環境が良かったか?と言われると、良いけど悪かったという回答になってしまうかもしれません。
私自身が学生時代に直面していた問題に両親は無頓着でしたし、家は裕福な方でしたが、小遣いなどはありませんでした。(ちなみに節々でもらえるお金、親戚などが来てもらうものも全部貯金してました)
そのため、かなりピーキーな性格になってしまった節はあります。子供のころのお金ってかなり重要だと思っていて、今思うと抑制されていた分、社会人になってお金の使い方が荒くならなくて良かったなって思ってます。(ただ子供のうちから使いすぎても良くないってのは分かります)
高校生になるまでの過程ってかなり重要なフェーズだと個人的に思っていて、その後の人生に大きく関わってしまうこともあるので、親の影響ってのは計り知れないものだと認識しています。
今回被害にあわれたお子さんも大きな悪い影響を受けていないことを願うばかりです。
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